チンギス紀第二巻「鳴動」のあらすじと感想を5分で紹介!!

2020年1月27日月曜日

チンギス紀

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みなさまこんばんわ

当ブログの管理人ネコのボスだ。

今日はとっても寒く明日雪が都内に降るという事なので、暖房の効いた部屋で寝っ転がっている。






「早くブログを書いてしまえ!!みんな待っているのだ」とご主人様を横から激励叱咤しているのが私の仕事だ。

ここからは私(ボス)の部下であるニャンコが引き続き怒られながら、ブログを書いてきます。

さて今回はチンギス紀の第二巻である「鳴動」のあらすじと感想を書いていきたいと思います。

チンギス紀「鳴動」のあらすじ


さてチンギス紀の第二巻は「鳴動」と言います。

「鳴動」のあらすじはテムジンがモンゴル平原に戻ってきてからのお話になります。

テムジンは父が残した僅かな領土を守っていた母・ホエルンの元に戻り、領土を受け継ぐことになりますが、兵力もなく、優秀な人材も居ないゼロからのスタート。

しかしテムジンの元に槍の達人であるジュルメや弓の達人クビライ・ノヤン、商業などを管理するモリンクなどの人材が集ってきます。

またテムジンの元に人材が集まってくるに連れ、少しずつですが兵力が集結。

更に領土を引き継いだテムジンにジャンダラン氏のジャムカと交友関係を結びます。

こうしてテムジンの状況が少しずつ改善される中、ついにテムジンの領土であり、母・ホエルンやテムジンの奥さんが住んでいる幕舎をテムジンと敵対しているタイチウト氏が包囲し、テムジンの弟であるカチウンを斬ってしまう事件が発生。

テムジンは怒りに身を任せて強大な勢力であるタイチウト氏への攻撃を決意。

テムジンはタイチウト氏へ攻撃を行いますが、テムジン軍1500騎程度の兵力で、タイチウト氏4000騎の兵力を打ち破ることができず大敗し、テムジン自身も深手を負ってしまいます。

深手を負ったテムジンはジュルメやクビライ・ノヤンらの奮戦により何とか危機を脱出するのでした。

その頃、テムジンの部下であるボオルチュは金国でテムジンの役に立つ人材を連れて、モンゴ平原に戻ってきていました。

ボオルチュはテムジンが今後武器や鏃などの武器を独自で作れるような人材を欲していると考え、鍛冶を生業とする陳元を連れてきます。

こうしてテムジンの元には着々と多くの人材が終結してきますが、まだまだモンゴル平原では弱小勢力のままとして描かれ、第三巻へと物語が続いていくことになります。

チンギス紀「鳴動」の感想

ニャンコが読んだチンギス紀「鳴動」の感想を書いていきたいと思います。

私が読んだ感想ですが、戦闘シーンがまだ少ないながらも勢力を拡大するためにしっかりと準備をしているテムジンの今後の展開が気になる第二巻でした。

戦は戦闘を行う兵士だけでなく、兵士が扱う武器やテムジン軍の麾下である騎馬隊が乗る馬を育てるための牧、戦闘を行っている部隊への輸送など多くの事柄が関係してきます。

この第二巻ではこれらの戦闘で使用される物をどのようにして確保していくかが細かく描写されていました。

またテムジンを取り巻くモンゴル平原の諸民族たちの動向なども丁寧に描かれています。

それに加えて北方謙三氏が描く小説はごはんが物凄く美味しそうに描かれています。

例えば肉を焼く音や香料を使った後のにおい。

他にも実際に食べている人の描写などが丁寧すぎるほど細かく描かれているので、夜中に見ると食べ物を食べたくなってしまうので、注意が必要です。

管理人ネコ・ボスの一言

「うむうむ。私は人の字が読めないから後でご主人様に読んで聞かせてもらおうと思う。」

「それでは読者の皆様。次回も歴史好きのブログをよろしく頼むにゃ!!」





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