こんばんわニャンコです。
今週「麒麟がくる」では、織田信長・徳川家康・木下秀吉らが参加した「金ヶ崎の戦い」が放映されます。
この戦いは織田信長が朝倉義景を倒す為、越前(えちぜん)を攻撃した事がきっかけで起きた戦いですが、勝者なく終わった戦いであり、誰一人として得する事無く、終了した戦でした。
ホントに勝者もなく、誰一人として得することなく終わった戦いであったのか。
今回はこの点に焦点を当てて、歴史に詳しくないニャンコが分かりやすくまとめてご紹介していきたいと思います。
「金ヶ崎の戦い」は織田軍の勝利で終わった⁉
「金ヶ崎の戦い」は本当に織田軍の勝利で終わったのでしょうか。
この点についてまずは考えてみたいと思います。
まず戦国時代の勝利の定義とは一体何なのでしょうか。
色々な定義があると思いますが、ここでは「戦の目的を達成する事が出来たのか」か、これが勝利の定義の一つに挙げられるかと思います。
上記の点を勝利の定義の一つとして考えるのであれば、「金ヶ崎の戦い」は織田軍の勝者で終わったと考える事が出来ます。
なぜ織田軍が「金ヶ崎の戦い」で勝ったと言えるのでしょうか。
この点についてご紹介していきたいと思います。
「金ヶ崎の戦い」勃発!!
織田軍が「金ヶ崎の戦い」に勝利した事を説明する前に、「金ヶ崎の戦い」が起きた経緯についてザックリご紹介していきたいと思います。
織田信長は朝倉家を倒す為、大軍を率いて出陣していきます。
織田軍は朝倉家の武将が籠っている城を次々と攻め落としていき、連戦連勝を重ねていきました。
しかしながら織田家と同盟していた浅井長政が突然、織田信長を裏切り、朝倉家と一緒に攻撃をしてきます。
織田信長ははじめ、浅井長政が裏切ったと聞かされても「そんなわけないだろ」と言って、浅井家が裏切った事を信じませんでした。
しかしながら浅井家が裏切った事についての報告が次々と入ってきたため、織田信長も浅井長政が裏切った現実を受け止め、朝倉家を倒す戦を中止して、軍勢を撤退していく事を決意。
織田信長は木下秀吉・明智光秀らの武将達へ「朝倉・浅井両家からの攻撃を防ぎつつ、撤退せよ」と命令を下し、側近達を引き連れて、戦場から逃れていくのでした。
こうして織田信長の命令を受けた木下秀吉・明智光秀らの織田家の武将達は、朝倉・浅井両家からの攻撃を防ぎつつ撤退戦を開始。
この戦の撤退戦を「金ヶ崎の戦い」と呼ばれる戦になります。
戦の勝利の定義とは
少し話がそれますが、戦国時代の戦の勝利の定義は一体何なのでしょうか。
色々な定義があると思いますが、このブログでは「戦の目的を達成する事が出来たのか」を戦の勝利の定義に据えて「金ヶ崎の戦い」をご紹介したいと思います。
「金ヶ崎の戦い」は織田家の勝ち戦⁉
「金ヶ崎の戦い」では織田家が「戦の目的を達成する事が出来たのか」この点についてご紹介したいと思います。
織田家の「金ヶ崎の戦い」における勝利の定義は「織田信長を戦場から逃がす事」でした。
そして「金ヶ崎の戦い」では木下秀吉・明智光秀らが朝倉・浅井両家の攻撃を見事に防いだことにより、織田信長を無事に逃がすことに成功します。
このことから「金ヶ崎の戦い」は「戦の目的を達成する事」が出来た織田軍の勝利と考える事が出来るのではないでしょうか。
皆様は「金ヶ崎の戦い」についてどのように思いますか。
ニャンコのまとめ
今回は「金ヶ崎の戦い」についてご紹介しました。
「麒麟がくる」では久しぶりの戦闘シーンですので、どのような戦いが演出されるのか。
ニャンコはすごく楽しみです。
さて余談はほどほどにしてここからは今回の記事のまとめをしていきたいと思います。
「麒麟がくる」金ケ崎の戦いは織田軍の勝利で終わっていた!?
- 金ヶ崎の戦いは織田軍の勝利であった
- その理由は織田軍が戦の勝利の定義である「戦の目的を達成する事」が出来たから
- 「金ヶ崎の戦い」における織田軍の戦の目的とは「織田信長を戦場から逃がす事」です。
- 上記の戦の目的を達成する事が出来た為、織田軍は「金ヶ崎の戦い」に勝利できた
以上になります。
このブログでは今回の記事の他にも
- 「麒麟がくる」浅井長政と朝倉軍はなぜ姉川の戦いで勝てなかったのか!?「歴史の素人・ニャンコ考察」
- 「麒麟がくる」浅井長政はなぜ織田信長を裏切ったの⁉それは織田信長の過剰な信頼が原因だった⁉
- 「麒麟がくる」織田信長が生き延びたのは松永久秀のおかげ⁉織田信長最大の危機だった金ヶ崎の戦いの裏側をご紹介
- 【麒麟がくる】明智光秀・織田信長・徳川家康・木下秀吉などのオールスターが参戦したのに敗北!?金ヶ崎の戦いについて5分で解説
これらの記事を「麒麟がくる」放映前に見ておけば、予習になっていいと思いますので、お時間ある時に是非ご覧ください。
それではまたこのブログで皆さんお会いしましょう~
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