ここでいきなりのニャンコクイズの時間です。
ネコを飼っている方なら一度は受けた事のある「ネコパンチ」。
この「ネコパンチ」を中国語で表現されるでしょうか。
正解は「猫拳」と言います。
可愛らしさが無くなって恐ろしささえ感じてしまう「猫拳」。
毎日編集長ネコのボスから受けているニャンコですが、今日も張り切って書いていきたいと思います。
今回ご紹介するのは大河ドラマ「麒麟がくる」に登場する織田信長と浅井長政のお話です。
浅井長政は織田信長と同盟をしていました。
しかし浅井長政は織田信長との同盟を破ってしてしまいます。
どうして浅井長政は織田信長との同盟をどうして破ったのか。
その理由についてこの記事では
- 浅井長政と織田信長の同盟当初の様子
- 浅井長政が織田信長を裏切った理由は
- 織田信長を捨てた浅井長政のその後
について歴史に詳しくないニャンコが素人目線でまとめていきたいと思います。
では早速ご紹介していきましょう。
浅井家と織田家は同盟を歓迎していたのか
浅井長政は織田信長と同盟を結びます。
同盟を結んだ時の浅井・織田の両家はどのように思っていたのでしょうか。
まずは織田信長サイドからこの同盟についてご紹介していきたいと思います。
超大喜びしていた織田信長
織田信長は浅井長政と同盟が結べることを非常に喜んでいました。
その証左として織田信長は自分の妹であるお市を浅井長政へ嫁がせています。
このことから織田信長は浅井長政との同盟をかなり喜んでいた事がうかがえます
次に浅井長政は織田信長との同盟を喜んでいたのでしょうか。
皆に反対された織田家との同盟
浅井長政本人は織田信長との同盟を喜んでいました。
その証左として宮島敬一氏の「浅井氏三代」によりますと浅井長政は織田信長の「長」の字をもらって「長政」と名乗ったそうです。
このことから浅井長政も織田信長と同じくこの同盟を喜んでいました。
しかし浅井家の家来は浅井長政と同じように織田家との同盟を喜んでいたわけではありません。
父・浅井久政(あざいひさまさ)や浅井家の家来達のほとんどは織田信長との同盟に反対。
そのため浅井長政と浅井家の家来との間で織田家との同盟について議論が繰り広げられる事に。
この議論の結果、浅井長政はみんなの反対を押し切り、何とか織田信長との同盟を結びます。
織田信長は浅井長政と同盟を結び、大喜びしていました。
しかし浅井長政は個人的には大喜びでしたが、家来や父が反対。
そのため浅井長政の家来達は織田信長との同盟後も織田家に対して不信感を持っていました。
浅井長政はどうして織田信長との同盟を破ったのか
浅井長政は織田信長と同盟を結び、織田信長が足利義昭を連れて京都へ進んだ時には、一緒に出陣して、織田家に逆らう勢力を討伐。
こうして仲の良かった浅井家と織田家ですが、ある事がきっかけで同盟は破れてしまいます。
なぜ同盟した浅井家と織田家の同盟は破れてしまったのでしょうか。
織田家と浅井家の同盟が敗れた原因は織田信長が約束を破ったから!!
浅井長政は織田信長との同盟を結ぶ際、約束事を一つ提案します。
浅井長政が織田信長へ提案した約束事は「浅井家と長年同盟している朝倉家へ織田家が攻撃する時には、ぜひ一言我らに声をかけていただきたい」です。
織田信長は浅井長政が提案してきた条件にOKを出します。
なぜ浅井長政は「朝倉家へ攻撃をする際に一言声をかけて」とお願いしたのか。
その理由は朝倉家と織田家が本格的な戦いを行う前に浅井家が仲裁に入って、両家の戦い火を回避しようと考えていたからだと思われます。
朝倉家と織田家はとっても仲が悪く、戦が始まってもおかしくない間柄でした。
そのため浅井長政は織田信長と朝倉家が戦う前に、間に入って和解させてしまおうと考えていた為、織田信長と同盟を結ぶ際、上記で説明した提案を持ち掛けたのでした。
織田信長は浅井長政から提案された条件を快諾し同盟を結ぶのでした。
しかし織田信長は浅井長政との約束事を破って朝倉家へ攻撃します。
なぜ織田信長は浅井長政との約束を守らなかったのでしょうか。
織田信長が浅井長政との約束を守らなかったのはなぜ??
織田信長は浅井長政が提案した条件にOK出したのに、なぜ破ってしまったのでしょうか。
ここからはニャンコの推測になりますのでご了承ください。
織田信長が浅井長政へ声をかけなかった理由は、浅井長政を信用していたからだと思います。
織田信長は信用したらその人を信じてしまう性格でした。
その証左として荒木村重と言う人物が織田信長に謀反をおこします。
織田信長は荒木村重を気に入って信用していました。
そのため織田信長は荒木村重が謀反を起こした当初「どうして荒木村重は俺に反乱を起こしたのか」と不思議に思っていたようです。
このように織田信長は人を信じてしまう性格であったため、浅井長政に対しても信用して信じていた為、浅井長政に声をかけずに朝倉家を攻撃しても「ごめんね~」と一言謝れば許してくれるだろうと思っていたのではないでしょうか。
もしくは織田信長が朝倉家を倒した後、浅井長政へ理由を付けて「○○が原因で朝倉家を倒さなくちゃいけなかったんだ」と事後承諾を得ようとしていたのではないでしょうか。
あくまでこれらはニャンコの予測になりますが、皆さんはどのように思いますか。
ボスの一言
ボス「今日は浅井長政が織田信長を裏切った原因について紹介したニャ。
ここからはこの記事のまとめを紹介するにゃ。
- 浅井長政と織田信長の同盟は浅井家に反対する動きもあったが、同盟締結は無事に成功
- 織田信長は浅井長政と同盟が結べた事に喜んでいた
- 浅井長政が織田信長との同盟を破ったのは織田信長が約束を守らなかったから
- 織田信長は浅井長政を信用して同盟条件の一つである「朝倉家攻撃には浅井家に一言と伝える」約束を無視してしまった
今回のまとめはこのようになるニャ。
もし織田信長が浅井長政に一言伝えてから朝倉家攻撃をしてたらどうなっていたのだろうにゃ。
この場合でも浅井長政は非常に悩むことになると思うにゃ。
浅井家は長い間朝倉家と同盟関係にあったにゃ。
そのため浅井長政の家来や父・浅井久政は「織田信長との同盟よりも朝倉家との同盟を重んじるべきだ」と言っていたにゃ。
浅井長政は織田家との同盟継続を望んでいたかもしれないけれど、織田信長のと同盟を嫌っている家来や父の意見も無視できない為、どうすればいいのか悩みまくっていたはずにゃ。
こうして浅井長政は悩んで悩んで悩みぬいた結果、織田信長との同盟をやっぱり破棄することになるんじゃないかにゃ。
その理由はここで浅井長政が家来達の言う事を聞かないで織田家との同盟継続を進めれば、家来達からの信用を失ってしまうかもしれないにゃ。
家来達の信用を失ってしまえば、浅井長政の元から家来達が去ってしまうかもしれないにゃ。
浅井長政の元から家来達が去ってしまったら、浅井家の力が弱くなるにゃ。
弱くなった浅井家はいったいどうなるにゃ。
もしかしたら織田家に吸収されて一家来になってしまうかもしれないにゃ。
織田家の一家来になってしまえば、織田家としては嬉しいかもしれないけれど、残った浅井家来衆や浅井長政はどのように思うのかにゃ~。
ともしも話をつらつらと書いてきました。
次回もまた「麒麟がくる」に登場するであろう人物を取り上げてご紹介していきますにゃ。
それじゃまたにゃ~」
参考文献 「浅井氏三代」吉川弘分館など
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