「チンギス・ハーン」蒼き狼にどうして金は滅ぼされたの!?金の内部がダメダメだから!?

金国が滅亡した原因はいったい何なのでしょうか。

その原因は金国の七代目皇帝とチンギス・ハーンとの関係にあります。

この二人に一体、何が起きたのでしょうか。

金国は六代目皇帝の頃までは領土内に反乱などが起きていましたが、すぐに鎮圧できるぐらいで留まり、大規模反乱など起きませんでした。

更に国内においても比較的安定した政治が行われ、外敵からの攻撃も全て撃退するほどの力を持っていました。

しかし六代目皇帝の時、皇帝の使節として果縄(ガジェン)がチンギス・ハーンの元へ向かいます。

チンギス・ハーンは皇帝の使節としてやってきた果縄を見て「君。顔はかっこいいけど、ダメ人間だからチェンジ」と言って副使を呼び、副使と様々な話をして彼らを返します。

果縄はチンギス・ハーンの対応に激怒。

その後金の六代目皇帝が亡くなり、チンギス・ハーンに怒りを抱いていた果縄が金の七代目皇帝として君臨することになるのです。

連戦連勝のチンギス・ハーン

チンギス・ハーンは金の七代目皇帝に果縄がなったことを知って、金国を倒すために戦を始めます。

果縄はチンギス・ハーンの軍勢が金国へ攻めるための準備している事を知って、チンギス・ハーンの軍を撃退するための準備を念入りに行います。

こうしてチンギス・ハーンの軍と果縄の金国軍は戦いを開始。

果縄は念入りにチンギス・ハーンの軍を倒すための準備をしたにも関わらず、チンギス・ハーンや彼らの兄弟、一族などが率いる騎馬隊の攻撃に何度も敗北してしまいます。

チンギス・ハーンに連戦連敗した結果、金国内で大規模な反乱が起きることに。

更に果縄はモンゴル軍に敗北した原因を問われて皇帝の位を剥奪されてしまいます。

金国は吾睹補（ウトゥプ)を新しい皇帝を立てます。

そして金国内の安定とモンゴル軍へ適切な対応を図ろうと考えます。

金国は再び新しい皇帝・寧甲速（ニンキャス）というちょっと可愛らしい名前の皇帝を立てることにします。

金国の九代目皇帝・寧甲速（ニンキャス)はチンギス・ハーンの軍勢を撃退するため、中国の西にある国・西夏と同盟して活路を見出そうと考えます。

しかし西夏は金と同盟を結びますが、チンギス・ハーンの軍勢によって滅亡。

金国は同盟相手を失い、再びチンギス・ハーン率いる軍勢と戦うことになります。

金国はチンギス・ハーンの軍勢と幾度も戦いますが、勝つことができず、首都を落とされてしまい滅亡してしまいます。

こうして金国はチンギス・ハーン率いる軍勢に滅ぼされてしまうのでした。

ボス「今回はモンゴル軍と敵対していた金国について紹介したにゃ。」

ボス「チンギス紀では金国との関係がどのように描かれていくのかも楽しみだにゃ～。」

ボス「そろそろ五巻の感想を書いて欲しいと思うのだが、部下のニャンコくんそのへんはどうなっているのかにゃ。」

ニャンコ「通販で購入したと思ったらクリックするの・・・・」

ボス「ガリッ!!あほにゃ!!まだ「チンギス紀」感想をかけないじゃない!!」

ニャンコ「すいません!!」

ボス「今から緊急会議を開くにゃ」

こうして夜中にボスとニャンコの緊急会議が開かれることになります。

次回一体どのようになるのか。

「金国討伐戦で活躍したチンギス・ハーンの息子達を知りたい方はこちらの記事を読むといいにゃ～」

「チンギス・ハーン」蒼き狼の一族を紹介!!テムジンの息子達で一番強いのは誰だ!!

参考文献　金史など