「番外編」ではテムジン紀に登場する人物の史実面からご紹介をしたいと思います。
今回紹介するのはテムジン軍随一の弓の達人であるクビライ・ノヤンを紹介したいと思います。
テムジン紀では戦に登場するたびに活躍している人ですが、史実でも活躍しているのでしょうか。
史実に詳しくないニャンコがクビライ・ノヤンについてわかりやすくまとめてみましたのでご覧下さい。
テムジン紀のクビライ・ノヤンはテムジンの信頼厚い武将
テムジン紀に登場するクビライ・ノヤンは一体どのような人物なのでしょうか。
テムジン紀では槍の達人・ジェルメと同じく、テムジンの草創期から配下として参加。
その後テムジンが行った戦では隊長として兵士を率いて、タイチウト氏との戦いやトクトア族との戦いなど、多くの戦で活躍します。
またクビライ・ノヤンは戦だけでなく弓の達人としても知られ、弓勢の強い弓を放つことを得意とし、自分の部下たちも弓を得意とした兵士が多くいます。
更にクビライ・ノヤンは兵の訓練も得意として、多くの精兵達を育て上げて、テムジン軍を強力な軍勢に進化させています。
これらの実績からクビライ・ノヤンはテムジンから信頼されて、戦においては一軍の兵士の指揮を任せていました。
テムジン紀では大活躍のクビライ・ノヤンですが、史実ではどのような人物なのでしょうか。
史実のクビライ・ノヤンは元々ジャムカの配下だった!?
史実のクビライ・ノヤンはテムジン紀とは違い、テムジンの配下として加わることになるのは少し遅め。
元々クビライ・ノヤンはジャンダラン氏の長・ジャムカの配下として加わっていました。
しかしテムジンとジャムカが仲違い。
クビライ・ノヤンはジャムカの元を去ってテムジンの配下として加わります。
なぜクビライ・ノヤンがジャムカのもとを去ったのかでしょうか。
ジャムカのもとを去った理由は?
その理由の詳細は分かりません。
そのため憶測になってしまいますが、クビライ・ノヤンとジャムカとの間で大きな事件もしくは喧嘩が発生し、ジャムカの元にいられなくなって、去ったのではないかと思います。
その証左としてジャムカの弟であるクドスも一緒にテムジンの配下として加わっているからです。
クビライ・ノヤンがジャムカの元を去ってテムジンに仕えるだけならば、クビライ・ノヤンだけがジテムジンの配下に加わればいいはずです。
しかしクビライ・ノヤンは弟であるクドスを連れてテムジンの配下として加わっています。
このことからクドスがジャンダラン氏の元で生活できない何かが起きた可能性が考えられます。
その理由についてはニャンコの推測ですが、クビライ・ノヤンがジャムカが仲が悪くなる出来事があったのかもしれません。
一つだけ確実なのは史実のクビライ・ノヤンがジャムカを見限って、テムジンの配下として加わったことです。
勇将として活躍
テムジンの配下として加わったクビライ・ノヤンは優れた力を持ち、勇猛果敢な人だったそうです。
そのためクビライ・ノヤンは常に戦で先鋒として敵軍へ突撃して、功績を挙げて活躍。
テムジンは先鋒として活躍するクビライ・ノヤンに厚い信頼を寄せていたそうです。
管理ネコ・ボスの感想
「う~ん。史実と歴史小説ではかなり違った一面を見せていたにゃ。」
「テムジン紀では今後史実に似せてクビライ・ノヤンが弓矢と腕力でテムジンを助けることになるのかもしれないですにゃ。」
「それにしてもそろそろテムジン紀が届いてくれないと本来の目的が達成できなくなってしまう。」
「早くテムジン紀が届けてもらえるように私もご飯を食べながら祈っているにゃ~」
「あ!!ご主人!!ご飯を食べてるのに勝手に撮るな!!」
「ガリッ!!」
こうしてニャンコはボスに引っかかれてしまうのでした。
続く!!
参考文献 モンゴル秘史など
0 件のコメント:
コメントを投稿