今回は「チンギス紀」に登場する主人公・テムジンはとっても強く描かれていますが、彼の能力を数値化するとどのくらいなるのでしょうか。
このブログの管理ネコ・ボスの独断と偏見で数値化してみたいと思います。
次いでにテムジンの部下であるボオルチュ、ジェルメ、クビライ・ノヤン、テムジンの盟友であるジャムカ達も一緒に能力値を某シュミレーションゲーム風に数値化してみました。
テムジンたちの能力を数値化するのは「チンギス紀」第4巻までを参考とし、第4巻に登場するテムジン軍の中でも主要人物とテムジンと敵対している勢力などを数値化してみました。
数値化する能力は武力・統率・政治の3種類
今回は「チンギス紀」に登場する人物達の能力を数値化しますが、どの能力を数値化するのかここで決めたいと思います。
数値化する能力は武力・統率力・政治力この3つの能力に絞って、数値化していきたいと思います。
また能力の数値化と一緒に数値化した登場人物に固有の能力を付加したいと思います。
多分歴史小説に登場する人物を数値化する初の試みをしていきましょう。
テムジンの能力値はどれくらい
まずは「チンギス紀」の主人公・テムジンを数値化していきたいと思います。
テムジンの武力は75にしたいと思います。
その理由は第4巻までにいくつかの戦いで敗北していることやテムジンの武勇についてあまり語られていないためです。
しかし「チンギス紀」の第4巻までを参考にしたテムジンの能力なので、第4巻以降の活躍に次第でまだまだ武力の数値が上昇していく可能性が十分にあります。
そしてテムジンの統率力の数値は85です。
その理由はテムジンが兵力を集める際、氏族から集まった兵を氏族単位で編成しないで、兵の力を見聞してから同じ力を持った兵士ごとに軍を編成。
そして同じ力をもった兵同士を編成することで、あまり強くない兵を鍛え直して強い兵士と同じレベルの力まで兵の訓練を行い、兵の練度を均等にします。
その結果、テムジン軍は兵の練度にバラツキがなく、軍としてかなり強い部隊編成を作り上げることに成功するのでした。
テムジン軍以外の各地の勢力は従わせている氏族から兵を出させます。
この時、各氏族から集まった兵士達はその氏族単位で構成されていました。
そのため氏族ごとに兵の力がバラバラで、訓練の練度違う兵が部隊編成されているので、兵の力よりも兵をいっぱい持っている方が強いとされていました。
ですが、テムジンは画期的な兵の部隊編成を作り上げて、反感をほとんど買うことなく成し遂げたので統率力を高い数値で設定しました。
そして最後の政治力ですが、テムジン自ら領土を統治するのではなく、「チンギス紀」では部下達が領土の政治に関することを行っているので、政治に関する数値は50と低めです。
テムジンの能力は第4巻までで武力75・統率力85・政治力50ほどにしたいと思います。
テムジン配下の「槍の達人」ジェルメは武力と統率がかなり高め
管理ネコ・ボスはテムジン配下であるジェルメをとの程度の能力値に設定したのでしょうか。
「チンギス紀」のジェルメは槍の達人として描かれています。
そのためジェルメの武力は90に設定。
更にジェルメは武力だけでなく、部隊を率いての戦いにも秀でているので、統率力も85と高めに設定しました。
またジェルメはテムジンの政治にほとんど参加している描写が描かれていないので、政治力に関しては20程とかなり低めです。
まとめとしましてはジェルメの能力値は武力90・統率力85・政治力20です。
「左箭」のあだ名で知られるクビライ・ノヤンも武力・統率に秀でる
「左箭」のあだ名で知られる弓名手・クビライ・ノヤン。
クビライ・ノヤンの武力は85にしたいと思います。
クビライ・ノヤンの統率力は90に設定しました。
クビライ・ノヤンとジェルメは同じ武力でもいいと思いますのですが、クビライ・ノヤンの方を統率力高めにしたいと思っているので、少し武力を低めに設定しました。
この二人の能力値は同じでも構わないと管理ネコ・ボスが言っていました。
そのため、このふたりの能力値は読者の方にお任せしたいと思います。
テムジンの親友・ボオルチュは政治家!?
ボオルチュ |
「チンギス紀」第1巻から登場し、テムジンの親友であるボオルチュ。
彼はどの程度の能力を持った人なのでしょうか。
ボオルチュの武力は60に設定しました。
ボオルチュはあまり戦に参加していないので、もっと武力を低めにしたいと考えていましたが、武術の鍛錬をずっと行っているので、武力を60にしました。
ボオルチュの統率力は70です。
ボオルチュは戦場で部隊を動かして活躍していませんが、テムジンの領地内でしっかりと人を動かしているので、統率力を高めに設定。
そしてボオルチュの政治力は80にしたいと思います。
テムジン軍の武器を鉄にするため、鉄生産拠点を作り上げ、鉄を鍛えるために必要な人材や交易に必要な人材などを見つけることができる人材登用能力などがあるため、政治力を高めに設定。
ボオルチュの能力値の数値は武力60・統率力70・政治力80にしました。
ジャンダラン氏の当主・ジャムカの能力値はどれくらい
ここからはテムジンの配下達ではなく、「チンギス紀」でテムジンと深い関係を持つことになる登場人物の能力値を決めていきたいと思います。
まずテムジンの盟友であるジャムカの能力値を紹介していきましょう。
ジャムカの武力は75です。
ジャムカは第4巻ですと戦場で活躍をしているので武力を75にしました。
次にジャムカの統率力は80です。
ジャムカはジャンダラン氏の当主でありながら、戦場において上手く軍勢を動かしているので、統率も高めに設定しました。
そしてジャムカは政治力ですが60に設定しました。
ジャムカは自ら政治の采配を取らず、ジャムカの家宰に任せている感じなので、あまり政治力を高めにしませんでした。
ジャムカの能力値は武力75・統率力80・政治力60です。
武術の達人・ホーロイは武力高めの武将
ジャムカの部下で武術の達人として知られるホーロイ。
彼の能力値は一体どのくらいなのでしょうか。
まずはホーロイの武力ですが85にしました。
ホーロイは武術の達人と言われていますが、玄翁軍の配下にボコられているシーンがあっりましたが、モンゴル平原の各勢力の間ではかなり強い人物だとジャムカが言っていましたので高めの能力値で設定しました。
ホーロイの統率力は75にしました。
ホーロイはジャムカ軍№2で、部隊の動かし方も「チンギス紀」の中でもかなり上手に動かしているので、統率力も高めです。
ホーロイの政治力は20です。
ホーロイがジャンダラン氏の政治に全く関わっていないので、かなり低めに設定しました。
ホーロイの能力値は武力85・統率75・政治力20です。
タイチウト氏の当主・タルグダイの能力値は?
「チンギス紀」ではテムジンと敵対しているタイチウト氏のタルグダイ。
彼はどのくらいの能力値を持った人物なのでしょうか。
まずはタルグダイの武力から紹介していきます。
タルグダイの武力は50です。
タルグダイはテムジンとの戦いで連戦連敗し、一騎打ちを行っても勝てず、右腕を無くしてしまいます。
そのためタルグダイの武力はあまり高くなく、50に設定しました。
次にタルグダイの統率力ですが、こちらもあまり高くなく55。
タルグダイは戦いで活躍している描写がほとんど書かれていないため、55に設定。
最後に政治力ですが、こちらは70にしました。
第4巻でテムジン軍との戦に敗北し、内政に徹して上手く領内をまとめていることから、それなりに政治力をもった大将だったことが伺えますので、70にしました。
タルグダイの能力のまとめは武力50・統率力55・政治力70です。
タルグダイの奥さん・ラシャーンの能力値は?
タルグダイの奥さんであるラシャーン。
大柄な女性で兵士を軽々と打ち倒すほどの力を持っていますが、どのぐらいの能力値を持った人なのでしょうか。
まずはラシャーンの武力ですが、70にしました。
タルグダイ軍の兵士や将校を軽々と打ち倒している描写が描かれ、タルグダイの奥さんになる前は賊徒を倒して生計を立てていたこともあり、それなりに武術に秀でていたことが伺えますので、武力の能力値を高めに設定しました。
次に統率力ですが、こちらはタルグダイと一緒の能力値で50です。
ラシャーンが部隊を率いて戦に参加して活躍している描写が描かれていないので、統率力を低めに設定。
最後にラシャーンの政治力ですが、こちらは60です。
タルグダイの代わりに領内の政治を取り仕切ったり、馬を増やすために交易したりと、活発に政治に参加しているので、政治力を高めにしてみました。
ラシャーンの能力値のまとめは武力70・統率力50・政治力60です。
メルキト族の当主・トクトアは統率力に長けた人!?
「チンギス紀」ではテムジンとジャムカに敵対しているメルキト族の当主・トクトア。
トクトアはジャムカを討ち取る寸前まで追い詰める実績を持つ戦の巧い人ですが、彼の能力値はどの程度なのでしょうか。
まずはトクトアの武力からご紹介します。
トクトアの武力は60です。
トクトア自ら戦に出て戦っている描写はありますが、一騎打ちをして敵将を討ち取ったりしている描写がないので、武力を低めに設定しました。
次にトクトアの統率力ですが、こちらは85です。
トクトアは自ら戦場に出て戦術をしっかりと駆使して部隊を指揮して戦っていることから統率力を高めに設定しました。
最後にトクトアの政治力ですが、こちらも75です。
トクトアは広大な領土の政治を滞りなく上手く行い、部族間での争いなどを起こさず、しっかりと領内をまとめている描写が描かれているので、高めに設定しました。
トクトアの能力値のまとめですが、武力60・統率85・政治力・75です。
こうして見るとトクトアはテムジンに匹敵する武将ではないでしょうか。
ケレイト王国の王・トオリル・カンは弱い!?
「チンギス紀」では猜疑心の強い人物として描かれているトオリル・カン。
彼の能力を数値化してみましたので、ご覧下さい。
まずはトオリル・カンの武力からです。
トオリル・カンはジャカ・ガンボ曰く「武人」らしいのですが、戦で大活躍しているような描写が描かれていません。
そのためトオリル・カンの武力は40にしたいと思います。
次に統率力ですが、トオリル・カンの統率についてもあまり目立った活躍がないので、50にしました。
最後に政治力ですが、トオリル・カンが政治的に優れた施策を行っている描写がなく、恐怖政治を匂わせるような描写があるので、政治力に関しても40と低い数値にしました。
トオリル・カンの能力値のまとめは武力40・統率力50・政治力40です。
ケレイト王国の禁軍隊長・ジャカ・ガンボの能力は?
ケレイト王国の禁軍隊長のジャガ・ガンボ。
彼はどのくらいの能力を持った人物なのでしょうか。
まずは彼の武力を数値化してみました。
ジャガ・ガンボはケレイト王国軍の禁軍を率いていますが、戦場で自ら軍勢を率いて戦っている描写が描かれていません。
しかし大柄でテムジンやジャムカも一目置いている人物であり、禁軍隊長に任命されていることから、それなりに武力を持った人物であると推察。
そこでジャガ・ガンボの武力は80にしてみました。
次に統率力ですが、禁軍を率いて敵と戦っている描写が描かれていませんが、戦場へ参戦し、敵の戦術を見破ったりしているので、戦術を見破る力はそれなりに高いと考えます。
そのためまだまだジャガ・ガンボの統率力については未知数ですが、60にしてみました。
最後に政治力ですが、ジャガ・ガンボが政治に関与している描写はほとんど描かれていないので、政治力に関しては30と低めに設定しました。
ジャガ・ガンボの能力値のまとめですが、武力80・統率力60・政治30です。
テムジン・ジャムカを簡単に倒した玄翁の強さは?
「チンギス紀」の中で、テムジン・ジャムカを軽々と蹴散らし、ジェルメの師匠であった玄翁。
彼は「チンギス紀」において現状トップの武力を持っている武将だと考えられます。
そこで玄翁の武力について紹介してきたいと思います。
玄翁の武力は99です。
玄翁はテムジンやジャムカを簡単に打ち倒し、ジェルメよりも強いと描かれていることから武力をかなり高めに設定しました。
次に統率力ですが、こちらも一糸乱れない騎馬隊を率いて戦場においては縦横無尽に駆け回り、敵将を討ち取っています。
そのため玄翁の統率力も99にしました。
最後に政治力ですが、こちらは10にしてみました。
玄翁は国に関与していないので、政治に参加していません。
そのため政治力はほとんどない数値にしてみました。
玄翁の能力値をまとめると武力99・統率力99・政治力10です。
管理ネコ・ボスの一言
ボス「今回は「チンギス紀」に登場する主要人物の能力を数値化してみたにゃ。」
ボス「能力を数値化することでどの能力に秀でた武将なのか簡単に分かるので、便利じゃないかにゃ。」
ボス「もし今度はこのような武将を数値化して欲しいにゃって言う要望があったらぜひコメントして欲しいにゃ。」
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