「チンギス紀」ボオルチュは史実でもテムジンの友人だった!?ボオルチュを5分でわかりやすく解説

2020年2月1日土曜日

チンギス・ハーン チンギス紀 ボオルチュ 白猫 ネコ ボス

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2020年が始まって2ヶ月が経過しました。

月日が経つのは早いですねなどを考えながら記事を書いている今日この頃。

今回は「番外編」としてチンギス紀に登場する人物を史実からご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのはチンギス紀の一巻から登場しているテムジンの親友・ボオルチュです。

ボオルチュはどのような人物であったのか。

歴史に詳しくないニャンコが素人目線でボオルチュの事をまとめてみましたので、ご覧下さい。

その前に今日の管理ネコ・ボスを紹介したいとおもます。




「うぁ~ん」と大きなあくびを一つ。

そして私にボスは「今日は何を書くのだ??」と言ってきました。

ニャンコ「今日はテムジン紀に登場するボオルチュについて書いていきたいと思います。」 

ボス「そうか。しっかりと分かりやすく書くのだぞ」とボスに注意されてから、再び自分の手を枕に寝はじめました。

「ぐぬぬ」と心の中で思っていますが、声に出さずに書いていきたいと思います。

「チンギス紀」のボオルチュは「忠義の人として描かれた!?」

テムジン紀の第一巻から登場するボオルチュ。

テムジン紀ではテムジンは奴隷であったボオルチュ水場で出会い、その後テムジンがボオルチュを引き取って従者としたことがきっかけ。

その後ボオルチュはテムジンと一緒に金国へ旅をし、テムジンと一緒に過ごすことになります。

テムジンはボオルチュと共にモンゴル平原へ帰還すると側近としてキャト氏を繁栄させる為に必要な物や政策を次々と提案し、テムジンの片腕として活躍していきます。

またボオルチュはテムジンの為ならば自らの命を失っても構わないと考えていました。

そのエピソードとして、ボオルチュはテムジンの従者になりたての頃、いつでもテムジンの前を歩いて、暗殺者が襲ってきても自分が身代わりとなってテムジンを助けると考えていました。

このようにテムジン紀のボオルチュは忠義の人として描かれています。

では史実のボオルチュはどのように描かれているのでしょうか。

ボオルチュは史実だとテムジンの出会いは馬がきっかけ!?




史実のテムジンとボオルチュはテムジン紀と同じような出会い方はしていません。

ではどのように二人はであったのか。

ふたりが出会うきっかけとなったのは馬です。

テムジンは父・イェスゲイが亡くなった事で大貧乏になり、貧困の日々を迎えます。

そんな時、テムジン家の唯一の財産であった馬が何者かによって全て奪われてしまう事件が発生。

テムジンは馬を取り戻すために馬泥棒を追いかけていきますが、その途中でひとりの青年と出会います。

テムジンは「君。ここを多数の馬が通りなかったかい」と訪ねます。

すると青年は「はい。通りました。良かったらこの馬を使ってください」とテムジンに馬を与え、自分も馬に乗ってテムジンに同行。

その後テムジンとボオルチュは馬泥棒を捕まえて、奪われた馬をすべての奪還に成功するのでした。

テムジンの為に褒美はいらない



テムジンはボオルチュのおかげでなんとか財産である馬を取り戻すことに成功。

この時テムジンはボオルチュへ「君のおかげでなんとか馬を取り戻すことができたから、分け合おう。どれくらい欲しいんだい」とたずねます。

するとボオルチュは「僕は友達である君が馬を取られて苦労しているから、取り返すために協力したんだ。だからここで僕が友達から馬を分け与えられたら、僕の苦労は無くなってしまうからいらないよ」と言って、テムジンから分け前を貰うこと拒否。

その後ボオルチュは時にテムジンの友として、時にテムジンを支える忠義の家臣として彼を支えて付き従うことになり、このふたりの関係は亡くなるまで続くことになります。

少しネタバレになりますが、ボオルチュはテムジンの従者から側近として戦に参加したり、テムジンの領土の政策に関することについて相談を受けて、メキメキと頭角を現していくことになります。

その後ボオルチュはテムジンがハーンとしてモンゴル帝国を築き上げると、テムジンの信頼厚い功臣として厚遇されるのでした。

さてチンギス紀でのボオルチュは史実のように活躍していくのか。

ボオルチュにも注視しながら読んでいくと「チンギス紀」も面白いのかもしれませんね。

管理ネコ・ボスの感想


ブログを書き終わったあと、管理ネコであるボスの為に読み聞かせるのもニャンコの日課です。

私の話を聞き終わったボスは「うむ。うむ。今回も中々上手くまとめられたんじゃないか。次も分かりやすく読者のために書いてくれたまえ」と一言。

その後ボスはスタスタと歩いていき、エサを食べた後、コロンと横になって寝てしまうのでした。

続く。

参考文献 モンゴル秘史「チンギス・カン物語」など

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