「麒麟がくる」帰蝶は出戻り娘!?帰蝶にとって織田信長は二人目の旦那!?帰蝶の経歴を5分で紹介!!

2020年4月21日火曜日

明智光秀との関連性の深い人物 麒麟がくる

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こんばんわ。

ニャンコです。

今回は「麒麟がくる」に登場している濃姫についてご紹介したいと思います。

実は帰蝶って織田信長と結婚する前にすでに結婚していたんだそうです。

それが本当ならば織田信長は二人目もしくは三人目にあたる旦那さんですが、本当なのでしょうか。

この記事では
  • 「麒麟がくる」に登場した織田の分がの奥さん・帰蝶について知りたい」
  • 「帰蝶って誰!?」
  • 「帰蝶ってなんで織田信長と結婚したの」
などの疑問を歴史にあまり詳しくないニャンコが素人目線でわかりやすく解説記事になります。

5分ほどで織田信長の奥さん・帰蝶についてご紹介していきたいと思いますので、お楽しみください。

斎藤道三の娘・帰蝶誕生


斎藤道三は美濃(みの)の大名になる為、美濃を治めていた土岐家(ときけ)当主・土岐頼芸(ときよりあき)を追放。

更に斎藤道三は土岐氏の一族を次々と殺害したり、美濃の国から追放したりして自らの地位を盤石な物にしていきます。

これらの事件が起きたのは帰蝶が4歳頃のお話です。

帰蝶は斎藤道三が美濃の大名になる前に誕生し、母は小見の方です。

さて斎藤道三の娘である帰蝶はすくすくと成長していきますが、帰蝶12歳の時に事件が発生します。

斎藤家滅亡の危機


帰蝶は12歳の時、美濃に大事件が発生。

それは父・斎藤道三を討伐するため、織田家と朝倉家(あさくらけ)が協力して土岐氏を援助。

斎藤道三は南と西の両方から攻撃を受けることになります。

まず斎藤道三はこの状況を打開するため、織田家の援助を受けた南の土岐頼芸へ攻撃を仕掛けます。

ですが、斎藤道三の軍勢は土岐・織田連合軍の攻撃に大敗。

斎藤道三は何とか稲葉山城へ撤退することに成功しますが、織田軍の攻撃によって稲葉山城の町が燃えてしまいます。

斎藤道三は西と南の攻撃をしのぐことが難しいと判断すると両者と和解することに決めます。

織田家の和睦条件は!?


斎藤道三はまず織田信秀(おだのぶひで)に和睦の条件を尋ねます。

すると織田信秀は「帰蝶を息子の嫁にくれ」と要請。

斎藤道三は織田信秀の条件をのんで、織田軍を撤退させることに成功。

織田軍と共同して攻撃してきた土岐頼純(ときよりずみ)は斎藤道三へ「美濃の城に私と頼芸殿を戻してほしい」と条件を付けます。

斎藤道三は彼の条件を受け入れて土岐頼純を美濃国内へ受け入れます。

こうして織田家と南の土岐氏との和睦が成立しました。

しかし斎藤道三には西の朝倉・土岐連合軍との和睦をしなくてはなりませんでした。

 はじめての結婚をする帰蝶

斎藤道三は朝倉家とも順調に和解することが決まります。

しかし朝倉家に協力してもらった土岐頼芸は「娘を頼純と結婚させろ」と和睦条件に付けくわえてきます。

斎藤道三は土岐頼芸の条件を受け入れて、仕方なく帰蝶を土岐頼純と結婚させる決断を下します。

こうして帰蝶は12歳の時、土岐頼純の元へ嫁ぎはじめての結婚をするのでした。

実家へ帰る帰蝶

帰蝶は土岐頼純と結婚しますが、この結婚生活は一年ほどで終焉を迎えることになります。

土岐頼純は土岐頼芸と協力して斎藤道三を倒す勢力を結集するべく美濃国内の豪族達へ呼びかけます。

この二人の作戦は成功し続々と二人の元に美濃の豪族たちが集結してきます。

斎藤道三は二人の行動に驚いてすぐに大軍を率いて二人が籠城している大桑城(おおくわじょう)へ総攻撃を開始。

土岐頼芸は大桑城が斎藤道三の攻撃によって陥落した際、命からがら逃げだすことに成功し、朝倉家を頼るため、越前へ向かって逃亡するのでした。

しかし土岐頼純は大桑城陥落と運命を共にして亡くなってしまいます。

帰蝶は土岐頼純が亡くなった事により、父の元に帰ることになります。

こうして突然訪れた結婚生活と死別を両方味わった可哀そうな帰蝶でした。

織田信秀の約束を果たす

織田家は美濃大垣城へ攻撃を仕掛けてきます。

斎藤道三は大垣城を守るため織田軍と戦いますが、中々決着をつけることが出来ないまま月日だけが流れていきます。

織田信秀は決着がつかない状況を打開するため、以前の約束である織田信長と帰蝶の結婚を持ち出します。

斎藤道三は織田信秀から持ち掛けられた約束を受け入れて、帰蝶を織田信長と結婚させる事を受け入れて、和睦することになります。

こうして帰蝶は再び結婚することになるのでした。

まとめと帰蝶のその後


今回は帰蝶が織田信長と結婚する前に結婚していた事をご紹介しました。

この説はまだまだ新しく研究の余地がある為、確定されているわけではありません。

しかし「麒麟がくる」では斎藤道三が「嫁に出した娘」と言うセリフがあった為、この新説を採用しているかと思われます。

さて帰蝶は織田信長と結婚した後、どうしたのでしょうか。

一級史料である「信長公記」では帰蝶は織田信長と結婚したとだけ記載がされており、彼女はその後史料に一切登場しません。

他の史料でも織田信長と結婚を機にほとんど記載が残されていません。

織田信長と夫婦仲が良かったのであれば、史料にいっぱい残っていてもおかしくないのになぜなのでしょうか。

もしかしたら帰蝶と織田信長結婚するも、その後すぐに亡くなったのか。

もしくはすぐに離婚してしまったのかもしれません。

このところはニャンコである私の推測ですが、どうして帰蝶の史料はこんなにも少ないのか気になる所ではあります。

せめて大河ドラマ「麒麟がくる」では織田信長と帰蝶は仲の良い夫婦として幸せな結婚生活を送ってほしいですね。



管理ネコ・ボスの一言


ボス「こんばんニャ

最近は雨が降ったりして寒くなったかと思えば、晴れて暖かい日が続いたりと天候が不安定で困るニャ。

僕は寒くなったら押し入れの布団の中に潜り込んで寝ているからいいけど、ご主人様は朝の寒い日は起きるのが苦手だから、中々起きるのが大変そうだにゃ。

僕みたく毛をまとえば寒くなくていいのにゃ。

何で人間にはモフモフの毛が無いんだろうにゃ。

不思議だニャ~。」

参考文献 山内一豊と妻千代101の謎 PHP文庫など



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