突然ですが、皆さんは歴史小説を読まれますか。
私は読みますが、多分歴史小説って堅苦しくて読みにくいと思っている方や活字があんまり好きじゃないって方が多いと思います。
私も以前はそうでしたが、色々な歴史小説を読むことで、歴史小説の楽しさを知ることができました。
歴史小説の楽しさを知ることができた書籍の一つに「チンギス紀」があります。
「チンギス紀」はモンゴル帝国を建国したチンギス・ハーンにまつわる歴史小説です。
しかしチンギス・ハーンについて知りたいと思っていても、活字を読んでいる眠たくなってしまうという方が多いと思います。
そこで今回はチンギス・ハーンや当時の中国の状況がどうなっているかを楽しく知ることができるマンガを紹介したいと思います。
そのマンガは「シュトヘル」というマンガです。
このマンガはホント凄い良いマンガなのです。
ここでは
- 「シュトヘルのおすすめできるポイント」
- 「シュトヘルってどんなマンガなの!?」
- 「ほんとにおもしろいのシュトヘル」
イラストがキレイで特徴的なシュトヘル
「シュトヘル」のおすすめポイントの一つをさっそく紹介していきましょう。
「シュトヘル」のおすすめポイントはイラストがとってもキレイな所です。
こちらの主題のサムネになっている画像ですが、こちらが「シュトヘル」の主人公である悪霊・シュトヘルです。
どうですか幻想的なイラストでかなりキレイで、引き付ける物を感じるのですが皆さんはどうですか。
こちらのシュトヘルを書いている伊藤氏は以前に「皇国の守護者」というマンガを描いていました。
こちらのマンガに出会った時、この人のイラストに心を惹かれて全巻購入。
その後「広告の守護者」が残念ながら終わってしまった時、かなり気落ちしました。
しかしこの伊藤氏が書いた「シュトヘル」と書店で出会った時、すぐに買ってしまいました。
なぜなら「シュトヘル」も「広告の守護者」と同じくきれいなイラストですぐに一目惚れしてしまったからです。
マンガに描かれているイラストもとってもきれいで魅力的なので、おすすめポイントの一つです。
「シュトヘル」のおすすめポイントその1は珍しい時代を取り扱っている
「シュトヘル」が取り扱っている時代はチンギス・ハーンが台頭する前のモンゴル帝国を取り扱ったマンガです。
ニャンコが知る限りモンゴル帝国や金・西夏の時代を取り扱っている歴史マンガはかなり少ないと思います。
イラストに一目惚れしていたニャンコですが、購入した時に金国って知らないけど読んで大丈夫かなと不安になりました。
でもニャンコが感じていた不安はすぐに無くなります。
その理由は金国やモンゴル帝国の細部を取り扱っているわけではなく、このマンガの主題となっているテーマが文字だからです。
「シュトヘル」は金国やモンゴル帝国を時代背景にし、西夏が使っていた文字を後世にまで残していく事をテーマにし、現代の渡したが普段何気なく使っている言葉や文字が意思疎通のツールとして大切さだと言う事を教えてくれるマンガです。
そのため歴史に詳しくなくてもすっきりと読むことができます。
また歴史に登場する超有名人をやんわりと知る事もできますので、歴史に興味が無い方でも楽しく読むことができるマンガですので、非常にお薦めです。
「シュトヘル」のおすすめポイントその2は文字の大切さを知ることができる
「シュトヘル」の主人公はシュトヘルですが、もう一人主人公がいます。
「シュトヘル」の主人公二人目はユルールです。
まずはシュトヘルの経歴について少しご紹介したいと思います。
シュトヘルはモンゴル帝国の攻撃を受けて仲間を殺害されてしまうつらい過去を持った少女でした。
そしてシュトヘルはモンゴル族に復讐するため、武術を覚えて力をつけてモンゴル帝国へ一人で復讐していきます。
次に二人目の主人公・ユルール。
ユルールはモンゴル族ツォグ族の出身の人です。
兄は武技に優れた人ですが、弟・ユルールは武技よりも文学に興味を持った人でした。
ユルールはモンゴル族と敵対している西夏が文学に秀でた国家である事を知り、モンゴル族を抜け出して西夏へ向けて旅を始めます。
その途中二人の主人公が出会うことになります。
最初に出会った時の二人は憎み合い殺し合う寸前でした。
ですが、旅を続けていくうちにだんだんと打ち解けて、シュトヘルはユルールの信念と文字の大切さを知る事になります。
またユルールはシュトヘルに文字を伝えていく事で、文字の大切さを再認識する事になります。
こうして旅を続けていく二人ですが、大きな敵が存在していました。
それはチンギス・ハーンやモンゴル帝国の王子たちです。
この後はネタバレになってしまうため、「シュトヘル」を読んで知ってください。
学校の授業では教えてくれない文字の重要性
学校の授業では文字や言葉は当たり前に使っているので、文字の大切を教えてくれることはありません。
でも「シュトヘル」は文字の大切さを教えてくれるマンガです。
このマンガが教えてくれるのは「文字を書き記せば、執筆者が亡くなったとしても、国家が地上から消え失せたとしても、50年~100年以上残る可能性がある意思疎通ツール」と言う事を教えてくれます。
ある意味では教科書に近いマンガであると言えるかもしれません。
しかも教科書のように文字だけで堅苦しくなく楽しく読んで学ぶことができますので、高校生や大学生に読んでもらうといいかもしれませんね。
管理ネコ・ボスの一言
ボス「今回は面白い歴史マンガである「シュトヘル」について紹介したニャ。
私が出会った歴史マンガの中でも一、二を争うほどきれいなイラストが描かれている歴史マンガですニャ。
出会ったのはもう何年も前になりますが、今でも時々思い返して読んでいるニャ。
何度も何度も読み返したくなるマンガですので、皆様にもおすすめしたいニャと思って今回書いてみたニャ。
現代には三国志や戦国時代を取り扱った面白いマンガいっぱいあるけど、モンゴル帝国を取り扱っているマンガの中で一番面白いマンガはこの「シュトヘル」にゃ。
だから気になったら「シュトヘル」を読んでほしいにゃと言う思いを込めながら書いてみたニャ。
それじゃまたニャ~」
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