「麒麟がくる」細川ガラシャってどんな人⁉「謙虚で忍耐強い」明智光秀の自慢の娘‼

2020年5月4日月曜日

明智光秀との関連性の深い人物 麒麟がくる

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こんばんわ。

ゴールデンウィークも外に出れない為、アプリゲームのイベントばかり頑張っているニャンコです。

そんなニャンコが今回「麒麟がくる」に登場する可能性がめちゃくちゃ高い人を紹介したいと思います。

その人の名前は明智光秀の自慢の娘・細川ガラシャです。

細川ガラシャの名前はキリシタンの洗礼名で本当の名前は「明智玉(あけちたま)」と言います(細川ガラシャの方が有名なので、玉ではなく細川ガラシャで名前を表記していきます。)。

彼女を一言で表すと「謙虚で忍耐強い女性」です。

この記事では「明智光秀の娘・細川ガラシャは一体どのような人物であったのか」や「誰と細川ガラシャは結婚したの??」、「どのような人生を送った女性なのか」などが分かる記事になっております。

5分ほどでまとめましたので、さっそくご紹介していきます。

明智光秀の自慢の娘・ガラシャ誕生!!

ガラシャは明智光秀が美濃(みの)を離れて越前に落ち着いた時に生まれた娘です。

ガラシャはその後すくすくと成長していき、15歳の時に生涯を決める大きな出来事が起きます。

父明智光秀からガラシャは「盟友である細川藤孝(ほそかわふじたか)の息子である細川忠興(ほそかわただおき)と結婚することが決まった」と伝えられます。

ガラシャは父からの言葉にびっくりしたはずですが、父の言葉に従って細川忠興へ嫁ぐのでした。

苦しい生活

細川忠興はガラシャが大好きでした。

ガラシャも細川忠興のことが嫌いではなく、二人の間に嫡男・細川忠隆(ほそかわただたか)と女の子をもうけます。

しかし仲の良い夫婦生活は長く続きませんでした。

その原因を作ったのは父明智光秀です。

明智光秀は反乱を起こして織田信長を殺害。

細川家は明智光秀に味方しないことを決断します。

そのため、明智光秀の娘であるガラシャは幽閉されてしまいます。

こうして苦しい生活を送ることになったガラシャですが、周りに助けられて何とか苦しい時期を乗り越えていきます。

細川家に戻るが苦しい生活は続いていく

ガラシャは豊臣秀吉が天下への覇権を握った事がきっかけで、豊臣秀吉の本拠地である大阪の細川家の屋敷に帰ってきます。

こうして再びガラシャは細川忠興と仲の良い夫婦生活が戻るかと思いきやそうなりませんでした。

ガラシャの生活には細川忠興からの監視が常についている状態でした。

更にガラシャ宛に届いた手紙も本人が見る前に見られてしまい、プライバシーが無い状況で、ほとんど監禁されているようだったそうです。

そのためガラシャはつらい生活を継続することになりますが、夫である細川忠興から耳寄りな情報が手に入ります。

それはキリシタンと言う異教の宗教でした。

今まで耳にした事もない情報であったので、ガラシャは細川忠興の言葉に熱中して喜びます。

細川忠興も愛する奥さんが喜んでいる姿が嬉しくて「次もまたキリシタンに関する情報を仕入れてきてやる」と言ってガラシャの希望を叶えるべく、キリシタン大名達の元から情報を仕入れてくるのでした。

こうしてガラシャはキリシタンが集う教会に興味を持って行きます。

教会に忍び込むガラシャ

ガラシャは夫・細川忠興が九州へ出陣している間を見計らって、屋敷を抜け出して教会へ向かいます。

ガラシャは教会に到着すると神父へ色々と質問。

こうして新しい情報を仕入れたガラシャですが、細川家の者が屋敷にガラシャが居ない事を知って大慌て。

教会にガラシャがいる事を知った細川家の人々はガラシャを連れて屋敷に戻ります。

ガラシャは強化に行って色々と新しい情報を仕入れた事で、キリスト教について強い興味をいだくことになります。

ガラシャ誕生

ガラシャはキリスト教の教会から送られてきた聖書や書物読み、キリスト教の正解に対する知識を仕入れていきます。

またガラシャは長年仕えてきた侍女を洗礼させたりと自分の周りをキリスト教の世界にしてしまいます。

そんなある日ガラシャは豊臣秀吉がキリスト教徒を追放させる命令を発令した事を知ります。

ガラシャは大阪に居たキリスト教の神父がいなくなってしまう事を聞きつけ、洗礼を受けた侍女に「私もキリシタンの洗礼を受けたいのだけれどどうすればいいかしら」と相談。

ガラシャから相談を受けた侍女は教会の神父へ相談します。

すると神父は「自宅でも洗礼はできるからあなたがやってあげなさい」と侍女へ提案。

侍女は屋敷に帰るとガラシャへ報告し「そうなの。わかったわ。あなたが私を洗礼してください」とお願いします。

こうしてガラシャは侍女から洗礼を受けて「細川ガラシャ」となるのでした。

細川忠興ガチギレ!!

細川忠興は九州での戦いが終わり、屋敷に帰ってみるとびっくりしてしまいます。

その理由は自分がいない間にガラシャがキリシタンになっていたからです。

細川忠興は「今すぐにキリスト教を捨てろ」とガラシャへ向かって大声で叫びガチギレ。

しかしガラシャは「嫌でございます」の一点張りで細川忠興の言う事を聞きませんでした。

二人の件かは長引きますが、細川忠興がガラシャの言う事に折れて彼女のキリスト教を認めることになるのでした。

最後を迎えるガラシャ

ガラシャはキリシタンとして生活を続けていきますが、そんな中、天下人・豊臣秀吉が亡くなってしまいます。

豊臣秀吉死後、石田三成と徳川家康がバチバチと争いをはじめ、天下は二分されてしまいます。

細川忠興は徳川家康の味方に付き、上杉家を倒すために出陣していきます。

この時細川忠興は家来へ「もしガラシャが人質に取られるような事になったら、お前たちがガラシャを殺害して全員自害しろ」ととんでもない命令を残して出陣していくのでした。

石田三成は徳川家康に味方している諸将を自分の味方につけるため、大阪城に残っている妻子を人質にしてしまいます。

ガラシャも例外ではなく兵士に屋敷を囲まれてしまうのでした。

ガラシャは細川忠興の命令を聞いて「私だけ死にますから。皆さんは屋敷の外へ出なさい」と優しく接して侍女たちを外に出してしまいます。

その後ガラシャの輿入れの時からついてきていた家来に命じて「私は自害できないから、あなたが私を殺しなさい」と命令。

命令を受けた家来はガラシャを殺害し、屋敷に火をつけて自らも自害して果てるのでした。

壮絶な人生を送ったガラシャについてご紹介しました。

まとめとガラシャの逸話紹介

ここからはガラシャについてまとめていきましょう。
  • 旦那の嫉妬に苦しめられた生涯
  • 旦那に愛され過ぎた
  • 壮絶な最期を迎える
  • 忍耐強い女性
  • 興味を持ったことに対してとことん突き詰める性格
以上がガラシャのまとめになります。

ここからはガラシャの逸話をご紹介して終わりにしたいと思います。

ガラシャは屋敷の手入れをしていた植木職人と目があってしまいます。

しかしこの植木職人にとって運が悪かったのはガラシャと目が合った事を細川忠興が見ていた事です。

細川忠興はガラシャを見た植木職人を斬り捨ててしまいます。

ガラシャはこの光景を見ていましたが顔色を変えずにそのまま屋敷に上がるのでした。

細川忠興の奥さんに対する嫉妬深さとガラシャの胆力の凄さをうかがえるエピソードでした。


ボス「最近めちゃくちゃ熱くなっているニャ。

今日も「てれび」で熱中症に気を付けてと言って居たニャ。

僕は涼しい押し入れの中で過ごしているけど、皆さんも熱中症には気を付けてくださいニャ。

それじゃまたニャ~」

参考文献 「細川ガラシャのすべて」 ミネルヴァ書房など

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