果たして関東・北海道の緊急事態宣言は解除されるのか気になるニャンコです。
さて今回紹介するのは「麒麟がくる」に登場する足利義昭(あしかがよしあき)です。
足利義昭(あしかがよしあき)は明智光秀や織田信長の人生を大きく変えた人物になります。
足利義昭は一体どのように彼らの人生を変えたのか。
この点を中心に色々とご紹介していきたいと思います。
明智光秀の運命を変えた足利義昭
足利義昭は12代目足利幕府の将軍・次男として誕生します。
長男は足利義輝(あしかがよしてる)で彼が13代目足利幕府の将軍として位を継ぎ、「麒麟がくる」でも何度か登場しております。
その後足利義輝は三好三人衆(みよしさんにんしゅう)達の攻撃を受けて亡くなってしまいます。
足利義昭は兄が殺害された時、僧侶になっていましたが、三好三人衆達に捕まって監禁されてしまいます。
しかし足利義輝の側近・細川藤孝(ほそかわふじたか)達が監禁されていた足利義昭を救出。
足利義昭は救出された後、足利幕府の将軍職を継ぎ、「俺は足利幕府の将軍」なると宣言しますが、再び三好三人衆や味方となっていた六角氏(ろっかくし)に裏切られてしまい、越前(えちぜん)へ逃れます。
足利義昭は越前滞在中に細川藤孝の友人・明智光秀と出会います。
足利義昭は明智光秀と何度も接触し、彼の性格や話しぶりに感心し、「朝倉義景はダメじゃ。他に頼れる大名はいないか」と悩みを相談する間柄になっていました。
明智光秀は足利義昭の相談を受け「尾張(おわり)の織田信長と言う大名がいます。彼を頼ったらどうでしょうか。」と提案。
足利義昭は明智光秀の提案を採用。
そして足利義昭は明智光秀を家来に加えます。
明智光秀は足利義昭に仕えた事がきっかけで、織田信長にも仕える事ができました。
これらの事を考えると足利義昭は「麒麟がくる・越前編」の最重要人物と言えます。
織田信長の運命も変えた足利義昭
足利義昭は明智光秀の運命だけでなく、織田信長の運命も大きく変えた人物でした。
足利義昭は明智光秀の提案を受けて織田信長を頼ることにします。
織田信長は足利義昭から「私を京都へ連れてって」とお願い。
織田信長は足利義昭の提案を受けて入れて、足利義昭を迎えてすぐに京都へ向かって出陣。
この時、織田信長は同盟者・浅井長政や徳川家康らの協力を得て、敵対する大名を倒して、足利義昭を京都に帰還させるのでした。
こうして足利義昭は京都へ帰ってくる事に成功。
織田信長も京都に勢力を拡大することに成功し、お互いに大きな利益を得て、二人の運命を大きく変えてしまいます。
しかし織田信長と足利義昭はすぐに仲が悪くなってしまいます。
足利義昭は織田信長を倒すため、各地の大名に織田信長を攻撃するように命令。
足利義昭の命令を受けた浅井長政や朝倉義景は織田信長を攻撃します。
更に足利義昭は本願寺(ほんがんじ)・武田信玄・上杉謙信たちにも織田信長を攻撃するように命令を出します。
この結果、織田信長は危機的状況に追い込まれ、いつ倒されてもおかしくない苦境に立たされるのでした。
このように足利義昭は織田信長にも良い影響と悪い影響を同時に与え、彼の運命を大きく変えた人と言えるでしょう。
まとめにゃんとボスの一言
やっと帰ってきました「まとめにゃん」です。
早速今回の記事のまとめをしていきましょう。
- 足利義昭は足利義輝が亡くなった事で将軍になった人
- 足利義昭は明智光秀の運命を大きく変えた人
- 足利義昭は織田信長の領土拡大に貢献しつつも、彼を苦境に立たせる
- 足利義昭はこれらの事から「麒麟がくる」の最重要人物!!
以上になります。
それでは編集長から一言どうぞ!!
ボス「緊急事態宣言が解除されればようやく俺もお外で日向ぼっこできるニャ。
外の日向ぼっこはいいニャ!!
気持ちいいし、ゴロゴロできるし、草がおいしいし。
いいことずくめだニャ。
早く緊急事態宣言が解除されればいいニャ~
それじゃまた次回もまったりモンゴルhistoryでお会いしましょうにゃ~」
参考文献 中公新書「織田信長と将軍義昭」など
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