「麒麟がくる」朝倉義景ってどんな人⁉戦は下手だけど国をしっかりと治めた政治家!!

2020年5月17日日曜日

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こんばんわ。

「最近ひぐらしのなく頃に」のライトノベルゲームがsteam版で無料配信しているので、そればっかりやっているニャンコです。

「ひぐらしのなく頃に」はマンガを全部大人買いして読み切ったのですが、ライトノベルゲームはやっていなかったので、すごく面白いです。

この調子でニャンコの大好きなシュタゲのライトノベルゲームもやってみようかなと迷っている今日この頃です。

ついに「麒麟がくる」も越前編に突入。

そしてあの戦国大名が登場しますね。

その戦国大名はユースケ・サンタマリア氏が演じる朝倉義景(あさくらよしかげ)です。



上記で朝倉義景を取り上げました。

良かったら読んでみてください。

朝倉義景を取り上げた事は無かったので、「麒麟がくる・越前編」記念として今回は朝倉義景についてご紹介していきたいと思います。

朝倉義景を一言で表すならば「戦下手だけど国を乱さず治めた政治家」と言える人物です。

またこの記事では
  • 朝倉義景が立派に国を治める事が出来た人物なのか
  • どのくらい戦が下手だったのか
  • 朝倉義景の得意な事
  • 朝倉義景の性格
などについて歴史に詳しくないニャンコが分かりやすく5分程で、ご紹介していきたいと思います。

越前はとっても平和な国

戦国時代はどこでも村人同士の争いから、豪族同士の争いや大名達の争いなどどこでも争ってばかりの殺伐とした時代でした。

そのため治安状況もあまりよくなく、殺人事件や窃盗など重犯罪から軽犯罪まで行われていたそうです。

そんな殺伐とした戦国時代。

越前の国を治めていた朝倉家もやはり殺伐とした地域だったのでしょうか。

越前の国を訪れた人は「いや~越前最高っすよ。盗みや殺人なども起きず、マジ平和な国でした。越前がしっかりと治まっているのは朝倉義景さんが名君だからなのかもしれませんね」と語っていたとの記録が残っています。

本当にそうなのか色々と調べてみました。

ホントに平和な国なの⁉

いろんな資料を見た結果、越前はマジで平和な国でした。

この平和な国を実現させたのは朝倉宗滴(あさくらそうてき)のおかげでした。

朝倉宗滴は朝倉義景の以前の君主から仕えていた人物で、政治・軍事に優れた才能を発揮してしっかりとした国づくりを行います。

その結果、越前の国はしっかりとした政治が行われた事や他国からの攻撃も比較的少ない事がきっかけで平和な国が実現。

朝倉義景は朝倉宗滴が亡くなっても、国を乱すことなくしっかりと治めていた為、国が乱れず、以前お話した旅人が話した通り、戦国時代の国々の中でも珍しく平和な国を実現さるのでした。

この点は朝倉義景の優れていた点の一つに挙げられるのでないでしょうか。

戦がとっても苦手な朝倉義景

朝倉義景は政治家としてはとっても優秀な大名でしたが、戦はめちゃくちゃ苦手でした。

例えば織田信長が越前朝倉家へ攻撃をしてきた時、朝倉軍は織田軍に勝つ事が出来ず、敗北・敗北の連続でした。

また朝倉義景は浅井長政(あざいながまさ)と同盟して織田・徳川連合軍と戦った姉川の戦いに出陣すること無く、武将に任せています。

この姉川の戦いでは朝倉軍が崩れてしまった為、織田・徳川連合軍に敗北したとされています。

更に朝倉義景の戦下手について。

朝倉義景は浅井長政の本拠地である小谷城を織田軍に包囲されている事を知って、浅井長政を助ける為、朝倉義景が自分で2万の軍勢を率いて出陣したことがありました。

しかし織田信長の奇襲攻撃を受けて、敗北してしまいます。

このように朝倉義景は戦が苦手で、朝倉家もあまり戦を得意としない家柄だったと思われます。

戦は苦手でも教養には優れていた朝倉義景

朝倉義景は戦が致命的に下手な戦国大名でした。

しかし教養面において朝倉義景は優れた才能を発揮した大名でした。

特に朝倉義景は茶道を得意としていたそうで、高級な茶器をいっぱい持って事が明らかになっている事から、朝倉義景が茶室でお茶をいろんな人に振る舞っていたのかもしれません。

更に朝倉義景は弓術が得意でした。

小笠原流弓術と呼ばれる平安時代から現代まで続いている由緒正しい弓術を学び、自慢の弓術を家来達に披露していたそうです。

このように朝倉義景は教養人として秀でた才能を持った人物でした。

約束はしっかりと守る律義者

朝倉義景はどのような性格の持ち主であったのか。

朝倉義景の性格を一言で表せば「約束を守った人」と言えます。

本当に朝倉義景は約束守り通した人だったのかご紹介していきたいと思います。

朝倉義景の性格面を表すエピソードとしては滅亡するまで、浅井家との同盟をしっかりと守り抜いた事です。

戦国時代では同盟もすぐに破られてしまう事が、頻繁に起きていました。

例えば武田信玄は今川・北条と同盟していましたが、今川義元が亡くなった事を知って、今川家との同盟を破って、今川家の領地へ攻撃を仕掛けております。

武田家と今川家の同盟は今川義元の娘を武田家の長男へ嫁がせていたにもかかわらず、同盟は破れています。

このように戦国時代の同盟は非常に簡単に破れてしまう関係でした。

しかし朝倉義景は浅井長政がどんなに不利な状況になっても軍勢を出して何度も助けに行っています。

このことから朝倉義景は約束事をしっかりと守る性格であったと思われます。

まとめにゃんのまとめ!!

早速今回の記事を「まとめにゃん」がまとめていくよ。

この記事のまとめはこれだ!!
  • 朝倉義景は政治家として優れた人物
  • 茶道や教養面にも才能を発揮
  • 約束事を最後まで守り通した人
  • だけど戦はとっても下手だった
などです。

朝倉義景は戦国大名の中でも無能の評価の高い人物ですが、そんなことはこの記事を読んでいただければお分かりになるかと思います。

さてユースケ・サンタマリア氏が演じる「朝倉義景」が今までの無能なイメージを払拭してくれるのか。

それともやはり無能な面を強調した「朝倉義景」が演じられるのか。

今後の「麒麟がくる」越前編が楽しみですね。

ボスの一言


ボス「押し入れの中はひんやりしてて冷たくて気持ちいニャ~。

俺の最近のマイブームは熱くなってきたから押し入れに隠れてゴロゴロするのがいいニャ。

でもこのマイブームには一つだけ欠点があるニャ。

それはご主人様に押し入れの戸を閉められてしまう事ニャ。

押し入れを閉められると外に出られなくなるのが唯一の欠点だけど、けれどもやはり冷たい所でゴロゴロするのは最高なんだニャ~。

ボスのhomestay術をご紹介した所で、お開きにしたいと思います。

それじゃまたニャ!!」

参考文献 「朝倉義景」吉川弘分館など

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