「麒麟がくる越前編」柴田勝家の三つのコト!!「甕割り柴田」と呼ばれた柴田勝家の経歴・逸話・明智光秀との関連性を5分で紹介!!

2020年5月2日土曜日

織田家 明智光秀との関連性の深い人物 麒麟がくる

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https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/69/Shibata_katuie_otiai.jpg/800px-Shibata_katuie_otiai.jpg
柴田勝家Wikipediaから引用


こんばんわ。

「stay home!!」でネコ缶買いにコンビニとスーパーを毎日往復する生活を満喫しているマスク装備のニャンコです。

皆様は毎日家で何をしていますか。

私はPS4を買って「織田信長の野望とサクラ大戦」をやりこむゲーマー生活を過ごしています。

そんなゲーマーニャンコですが、織田信長の野望に登場する柴田勝家(しばたかついえ)って戦が強くて頼りになりますよね。

「麒麟がくる」にも柴田勝家は登場するらしいのですが、どんな人物か皆さんご存知でしょうか。

ニャンコは織田信長の野望をやるまでは柴田勝家を知りませんでした。

でも柴田勝家は「三つの事を知っていれば」大丈夫なんです。

柴田勝家を知る上で大事な「三つな事」とは一体何なのかをゆっくり5分でご紹介してきたいと思います。

この記事では
  • 「柴田勝家ってどんな人!?」
  • 「柴田勝家って戦に強いのゲームだけじゃないの!?」
  • 「柴田勝家が「麒麟がくる」に登場するらしいけど、明智光秀と関係あるの!?」
などが分かる記事ですので、さっそくご紹介したいと思います。

柴田勝家ってどんな人!?


柴田勝家はこんな武将です。
  • 戦に強い
  • とっても戦が強い
  • 武骨者
戦が強い入ってないじゃん!!とツッコみが入ってきますが…。

それほど柴田勝家は戦に武骨な人だったのです。

ここからは柴田勝家にサクッとご紹介したいと思います。

織田信長の家来として戦で活躍する柴田勝家

織田信長に仕えた戦国武将ですが、一体どんな人なのでしょうか。

柴田勝家を一言で表せば「戦に強い人」です。

戦国時代の日本を訪れた宣教師であるルイス・フロイスは柴田勝家を「織田信長が生きた時代の中で一番強い猛将」と評価しております。

ルイス・フロイスの評価はちょっと盛りすぎかもしれませんが、柴田勝家はかなり戦上手な武将でした。

柴田勝家は「姉川の戦い」や「朝倉家討伐戦」、「長島一向一揆(ながしまいっこういっき)との戦」など数えきれないほどの戦に参加して手柄を挙げていきます。

このため柴田勝家は「鬼柴田」や「かかれ柴田」など強そうなあだ名で呼ばれ、織田家の筆頭家老まで登り、北陸方面の敵を倒す司令官として任命されます。

しかし戦国時代を揺るがす大事件が勃発。

それは明智光秀が織田信長を本能寺の変で殺害されてしまった事です。

ライバル・羽柴秀吉との戦い

この時柴田勝家は上杉家と戦いを優勢に進めていましたが、織田信長が亡くなった事を知って急ぎ自分の領地へ撤退していきます。

その後柴田勝家は明智光秀を討って織田信長の仇を取った羽柴秀吉と、清州城(きよすじょう)で織田家の家老達を集め、織田信長の後継者や織田家の領地をどのように配分するか、今後の織田家の運営などを決める会議を開催。

筆頭家老である柴田勝家はこの会議を自分がまとめて、進めていきたいと考えていましたが、羽柴秀吉に会議の主導権を握られてしまい会議を思うようにできませんでした。

そのため柴田勝家は清州城での会議終了後、羽柴秀吉との仲が悪くなり、ついに戦う事を決意。

柴田勝家は大軍を率いて「賤ヶ岳(しずがたけ)」で羽柴軍と決戦を行いますが、味方の武将達が突然の戦場から撤退してしまった事などが原因で戦に勝てず、敗北してしまうのでした。

柴田勝家は戦場から何とか離脱。

柴田勝家は立派に立てた北庄城(きたのしょうじょう)に戻り、織田信長の妹・お市の方と一緒に自害して果てるのでした。

ここまで柴田勝家の経歴をサクッとご紹介してきました。

ここからは柴田勝家を知る上で重要な三つの事をご紹介したいと思います。

柴田勝家の強さを知る戦場エピソード

ここからは柴田勝家を知る上で大事な「三つの事」に触れていきたいと思います。

まず柴田勝家を知る上で大事な事は「戦に強い人」です。

このことは柴田勝家の経歴の部分で先ほどご紹介しましたが、ここでは柴田勝家の戦に関するエピソードに触れる事で、具体的にどの程度強い人だったのかをご紹介したいと思います。

柴田勝家の甕割りエピソード

柴田勝家は朝倉・浅井連合軍に協力した敵勢力に追い詰められて城に籠って敵と戦う事になってしまいます。

柴田勝家を城に追い詰めた敵の大名はネコ一匹通さない程、みっちりと兵を配置して重厚に城を取り囲み、城の飲み水である水源を奪ってしまいます。

人は空腹には耐えれても、のどが乾いたら生きていけなくなってしまいますから、城を包囲した大名も「勝ったな!!」と腕を組みながら城を眺めていました。

しかし城は中々落ちません。

城を包囲している大名は首をひねって不思議がり、城の内部を調査させます。

すると柴田勝家は馬に水を与えたりして、水を惜しげもなく使っている事が分かりました。

城を包囲している大名は「なぜ柴田勝家にはあんなに水があるのだろう」と考え込んでしまします。

柴田勝家は水に余裕があるわけではありませんでした。

なぜ柴田勝家は馬に水を与えていたのでしょうか。

それは柴田勝家が馬に乗って突撃するからです。

柴田勝家は水が無い危機的な状況を打開するため、城に籠ってから数日後宴会を開きます。

そこで柴田勝家は水が入っている甕を持ってきて「500mlのペットボトル三本の量しか、水が残ってないから好きなだけ飲め!!」と命令。

将兵達が水を好きなだけ飲んだ後、柴田勝家は水が入っていた甕を割って「全員出陣じゃ!!」と城門を開けて敵へ向かって突撃。

この結果、柴田勝家率いる織田軍が城を包囲していた大名の軍を倒して大勝利します。

この戦いの後柴田勝家は「甕割り柴田」と言って織田家の武将達や敵から畏怖されるのでした。

「甕割り柴田」のエピソードを知っていれば、柴田勝家が戦に強い人なのか分かりますよ。

織田信長に苦言を呈する柴田勝家

柴田勝家は戦に強い人物ではありません。

柴田勝家を知る上で大事な二つ目は「君主に苦言を呈した」人です。

柴田勝家は織田信長にどのような苦言を呈したのかご紹介しましょう。

柴田勝家は織田信長から越前をもらい治めていたある日。

柴田勝家の元に「70歳ぐらいのばあ様が若い女性をさらっている」との通報を受けます。

柴田勝家は家来に命じてすぐにばあ様を逮捕。

柴田勝家はばあ様の元へ行って「ばあちゃん。なんで若い女性をさらっていくような事をしたの」と柔らかく質問します。

するとばあ様は「柴田殿は知らんかもしれんがの。私は織田信長様から命令を受けて、きれいな女性を見つけてこいと言われているのじゃ」と供述。

柴田勝家はビックリしますが「そんな事を信長公は命じられているのか。私が注意してくる‼ばあ様は悪い事をしたから処断しなさい」と家来に命令します。

柴田勝家は織田信長の元を訪れて「殿‼ばあ様に命じてきれいな女性を奪ってくるのはやめてください」と厳しく注意。

織田信長は柴田勝家の意見を聞き入れて女性をさらう行為をやめたそうです。

戦に強い柴田勝家ですが以外にも織田信長の女性関係にも目を配っている武将だったのです。

明智光秀と柴田勝家の関係性

「麒麟がくる」の主人公・明智光秀と柴田勝家にはどのような関係性があるのでしょうか。

柴田勝家と明智光秀は「金ヶ崎の戦い」や明智光秀も推進した「比叡山焼き討ち」、「長篠の戦(一部の説では明智光秀は参戦していないとも言われているが…)」など、多くの戦で一緒になっています。

また織田家筆頭家老である柴田勝家は明智光秀と度々顔を合わす機会があったと思われます。

更に明智光秀と柴田勝家は越前との関係も深い人同士です。

明智光秀は斎藤道三死後、越前朝倉家に仕官。

柴田勝家は織田信長から越前を領地として与えられています。

このことから明智光秀と柴田勝家は越前という土地にも馴染深い関係を持っています。

以上柴田勝家の三つの事をご紹介してきました。

共通点が多い明智光秀と柴田勝家。

今後「麒麟がくる」ではどのように二人が交わってくるのか楽しみにしている視聴者や戦国時代ファンも多いのではないでしょうか。

柴田勝家のまとめ


さてここからは柴田勝家についてのまとめをしていきましょう。

柴田勝家をまとめるとこのような人です
  • 戦に強い人物
  • 戦に強い人物を証明するエピソードを持っている
  • 織田家筆頭家老にまで上り詰めた古参武将
  • 明智光秀との関係も深い
などではないでしょうか。

はたして戦に強い柴田勝家は「麒麟がくる」でも明智光秀と一緒に戦い大活躍するのでしょうか。

越前編「麒麟がくる」の展開が楽しみですね。


ボス「今日はとっても暑かったなニャ。

僕は家のフローリングでゴロゴロして居たニャ。

皆も「stayhome!!」でゴロゴロまったりhistoryを読んで、過ごすといいニャ。

それじゃあまたニャ~」

参考文献 「信長軍の司令官-武将達の出世競争」中公新書など


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